【脚本】眠るアンドロイド

題名: 眠るアンドロイド

劇団: はしりどころ

作者: ねったに

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小学校、中学校、高校、その他学生の無料公演・・無料

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(全チケット収入の一割が5000円に満たない場合は5000円)

 

[2]の場合、公演の2週間前までに、

[3]の場合、公演後2週間以内にお支払いください。

【追記事項】

もしビデオ撮影をされましたら、

岐阜薬科大学演劇部はしりどころまで送っていただけたら幸いです。

(住所は大学HPに載っている三田洞キャンパスのものでお願いします)

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あらすじ

近未来―――これまでの戦争から機械兵器の使用を禁じられ、国民は原始的な紛争を繰り広げていた。

そんな中、ある天才科学者が人間にそっくりなアンドロイドを開発した。アンドロイドの開発は世間には公表されず、戦闘用に改造されたアンドロイドは機械兵器の規制を逃れ、秘密裏に兵士として戦地へ駆り出された。

やがて内戦は一人の英雄の活躍により終息の時を迎え、戦闘用アンドロイドは一体残らず処分され、天才科学者は拘束された。

投獄される直前、彼女はこんな言葉を残したという。

?これで終わったと思うなよ!必ず復讐してやる!

政府は彼女の「復讐」を恐れ、彼女のいた研究所を捜索したが、手掛かりは掴めなかった。代わりに、彼女の研究資料からアンドロイドを再現し、無害な「お手伝いロボット」として製造、一般家庭へ普及させていった。

 

それから5年の歳月が流れた。

 

登場人物

R01(ロイ)(名前候補:R04(ロア)、AR14(アリア)、K1514(キーシャ)、O2(オズ))

内戦終盤に博士によって製造された戦闘用アンドロイド。他の個体よりも高性能なAIを持ちながら、戦地へ送られることはなく、博士によって5年間のスリープモードになっていた。

 

ハルト

内戦で活躍した剣の使い手。当時17歳。勝利を報告しに家に帰ったところ惨殺されている家族を発見し、その後は英雄の名を厭い森の奥にひっそりと住む。

 

ストルツ

工学の才能を買われ、何も知らされずに戦闘用アンドロイドを製造していた。戦争が激化し家族を失った際に自分のしてきたことを知り、復讐に燃える。投獄される直前、自分の子に似た戦闘用アンドロイドを造り、内戦が収束したであろう5年後に向けてスリープモードにして隠した。

 

 

 

森の中

 

(ピンスポ)

フラフラと歩くロイ

電子音とともに充電が切れ倒れこむ

 

暗転

 

明転

英雄の部屋

 

ハルト   あぁ、よかった、復帰したんだね。

ロイ       …ここは、ブラットヴェルクの森ですね。(電子音)

ハルト   そう。森の中の私の家だよ。

ロイ       あなたは誰ですか?

ハルト   ああ、私はハルト=ミザントロピーという者だ。街へ出ようとしたら君が充電切れで倒れててね。保有者の名前が刻まれていなかったから、とりあえず充電して聞き出そうと思って。君の主人の名前は?

ロイ       …わかりません。

ハルト   どうして森の中で倒れていたのかは?

ロイ       …わかりません。

ハルト   そうか。君の名前は?

ロイ       …製造番号はR01です。

ハルト   …うーん、手がかりなし、か…R01だと呼びにくいから、そうだな、ロイって呼んでもいい?

ロイ       了解しました。…いい響きですね。

ハルト   充電が終わったら街へ出よう。技師のところで調べてもらえば何か分かるかもしれない。

ロイ       了解しました。充電は6時間後に終了します。

ハルト   結構長いんだね。今日はもう寝ようか。おやすみ。

ロイ       おやすみなさい。

 

暗転

明転

 

英雄が出てくる

 

ハルト   ふわぁ…ああ、おはよう、ロイ。充電は終わった?

ロイ       おはようございます。充電完了しました。

 

ハルト、ロイの前を抜ける

ロイは目で追う

 

ハルト   新聞新聞っと…

ロイ       …コーヒーをお淹れいたしましょうか?

ハルト   え?あぁ、そういえば君はお手伝い用のアンドロイドだったね。お願いしてもいいかな。

ロイ       はい。朝の新聞とコーヒーは1日のスタートですから。

ハルト   …いいこと言うね。君の主人(マスター)が言っていたのかな。

ロイ       …わかりません。

ハルト   それとも、君を作った技師かな?君は街で見かけるアンドロイドよりも繊細な動きに見える。技師が愛情を込めて丁寧に造ったに違いない。

ロイ       …そうでしょうか。

ハルト   きっとそうだよ。あ、カップと粉はそこの戸棚にあるから。

ロイ       了解しました。

 

ハルトは新聞を取りに、ロイはコーヒーを淹れにいく

 

ロイ       何の記事を読んでいるのですか?

ハルト   街の外れにあるバスティレ監獄から脱獄者が出たらしい。

ロイ       脱獄者ですか。

ハルト   名前はストルツというらしい。

ロイ       ストルツ…?

ハルト   なにか心当たりが?

ロイ       (少し考えて)…いいえ、存じ上げません。どのような方なのでしょう?

ハルト   うーん、詳しいことは載ってないから分からないな。でも、5年前の内戦で何か大変なことをした科学者みたいだ。

ロイ       5年前の内戦?

ハルト   あぁ、知らなくても無理はないね。政府がアンドロイドを普及させたのは内戦の後だったから。

ロイ       そうなのですか。…5年前、何があったのかお聞きしてもよろしいでしょうか。

ハルト   …あまり、思い出したくはないのだけど、…そうか、もう5年も経つのか。当時私は17歳だった。

ロイ       戦争に駆り出されるには十分な年頃ですね。

ハルト   十分って言ったって、身体ばかり立派なだけでまだまだ子供だよ。なぜ戦うのかも深く考えず、大人の言うことを鵜呑みにして戦っていた。

ロイ       なぜ内戦が起こったのですか?

ハルト   うーん、価値観の違い、かな。わがままなお子様と頑固な親父みたいなもんだよ。革新を選ぶか、伝統を守るか、それで内戦が起こった。

ロイ       そうでしたか。

ハルト   そのとき私はあまりにも無知だった。罪の無い者を、ただ敵というだけで悪いと決めつけて何人も斬った。

ロイ       あの剣ですか?

ハルト   …そう。今思えば馬鹿げた話だよ。あんな争いがなければ、…

ロイ       なければ?

ハルト   …

ロイ       なければ、何でしょう。

ハルト   …ああ、もうこんな時間だね。長話してすまない。

ロイ       いいえ。カップお下げしますね。

ハルト   あぁ、帰ってからでいいよ。

ロイ       了解しました。

ハルト   街へ出ようか。技師に調べてもらって君の保有者を探そう。

ロイ       はい。ありがとうございます。

 

二人はける

 

少し暗い室内に怪しい影(フードを目深にかぶったストルツ)

何かを探すようにハルトの家を動き回る

机の上の新聞に目を留め、一面に目を通した後、苛立ちながら新聞をはたき落とし出ていく

 

明転

ハルトとロイが入ってくる

 

ハルト   手がかりなし、か…

ロイ       そのようですね。フリーデンの街からブラットヴェルクの森へ戻りました(電子音)

ハルト   そうやって現在位置を確かめる機能があることは分かったけど…でも変だなぁ、技師ですらR01という型番に心当たりがないなんて。勝手に解体するのも気がひけるし、技師によれば特殊なロックがかかっているそうだし…

ロイ       お手数をおかけしてしまい申し訳ありません。

ハルト   いいんだよ。君は悪くない。

ロイ       しかし…

ハルト   保有者が見つかるまで、ここにいればいい。ちょうど話し相手がいなくて退屈してたところなんだ。

ロイ       そういえば、ハルト様のご家族はどちらにいらっしゃるのですか?

ハルト   今は、いないんだ。

ロイ       どこかに出かけていらっしゃるのですか?それとも別の家に…

ハルト   死んだんだ。内戦で。親も、幼かった妹もみんな。

ロイ       …

ハルト   内戦が終わって数ヶ月ぶりに家に帰ったら、みんな殺されていた。それまで、私が通ってきた道は誇るべきものだと思っていた。でもそれが血塗られた道だと知ったとき、私が斬ってきたものがとても重く感じられた…

ロイ       …つらい記憶を思い起こさせてしまって申し訳ありません。

ハルト   いいんだ。いつか振り返らなければならないと思っていたことだから。

ロイ       …

ハルト   そんな顔をしないで。私も悲しくなる。

ロイ       …すみません。

ハルト   日が暮れる前に、パルムの実を採ってくるよ。ロイはカップを片付けておいてくれるかな。

ロイ       はい。

ハルト   じゃあ、留守番頼んだよ。

ロイ       行ってらっしゃいませ。

 

ハルトはける

ロイ、机の上をじっと見る

 

ロイ       …出かける前と違う…?

 

とりあえずカップを片付け、机の上を整頓しようとして新聞に気付く

 

ロイ       『激戦地から機械兵器の破片発見か』『昨日(さくじつ)、内戦の激戦地となったフリードホフ広原から金属片が大量に発見された。この金属片は内戦で秘密裏に使用されていた機械兵器の破片の可能性があり、現在調査中である。「現在政府が普及を推進しているお手伝いアンドロイドの部品に酷似している」と証言する技師もいる。我が国の内戦での機械兵器の使用は禁止されており、政府はこの事実に対して口をつぐんでいる。』…

 

扉が開く音

フードを目深にかぶったストルツが入ってくる。

 

ストルツ              やあ、探したよ。さっきは行き違いになったみたいだね。

ロイ       失礼ですが、ハルト様のお知り合いの方でしょうか?ハルト様はただいま外出しておりまして…

ストルツ              違う。私は…ん?ハルトだって?まさかあのハルト=ミザントロピーではないだろうな?

ロイ       確かそのようなお名前でしたが…

ストルツ              ははは!これは傑作だ!まさかこんな森の奥の英雄様の所に転がり込むなんて!

ロイ       英雄?さっきから、何のお話をしているんですか?

ストルツ              5年ぶりだね、R01(フードをとる)

ロイ       (電子音)ストルツ博士の瞳を認識。ロックが解除されました。

 

ハルト   ただいま、遅くなってごめ…どちら様ですか?

ストルツ              R01、英雄様のお帰りだよ。もてなしてやりな。

ロイ       …はい。

 

ロイ、剣を手にしハルトに襲いかかる

ハルトは間一髪でかわす

 

ハルト   !?

ストルツ              そうだ、R01、殺せ!殺せ!!(三段笑い)

 

次に襲う構えを見せるロイ

 

ハルト   ちょっ、一体、どうしたんだ!?

ロイ       ストルツ博士の命令によりあなたを殺します。

ハルト   ストルツ…!?脱獄したって、今朝新聞に載ってた…!

ストルツ              そうさ、逃げてきたんだ。この国に復讐するために!

ハルト   復讐?

ストルツ              手始めにR01を拾った民間人から殺そうと思っていたが、まさかそれがあの内戦で活躍した英雄様だったとはな。話すつもりはなかったが…どうせ殺すんだ。いいだろう、冥途の土産に話してやる。R01、下がれ。

ロイ       はい。

ハルト   …どうして復讐なんか…

ストルツ              英雄ともてはやされたお前にはわからないだろう、夫と息子を失って何もかも信じられなくなった私の気持ちなど!

ハルト   どういうことだ?

ストルツ              内戦が始まる前、私は工学技士として働きながらアンドロイドの研究をしていた。よき理解者の夫と優しい息子に恵まれて私は幸せだった。ある日、政府の人間がアンドロイドを製造してほしいと依頼してきたんだ。

ハルト   政府が?内戦の前から?お手伝い用のアンドロイドは内戦が終わってからじゃ…

ストルツ              あいつらは知ってたんだよ、内戦が始まること。機械兵器が使えないことを知りながら、兵力が足りないことを恐れて、私のアンドロイドに目をつけたんだ。私の技術ならばれないと思ったんだろう。

ハルト   それじゃあ、お前は兵器と知りながらアンドロイドを…

ストルツ              違う!私は内戦が起こることも知らなかった!…私は、家族の生活を保障することを条件に、政府の用意した研究所にこもってアンドロイドを製造し続けた。研究所の外で起きている内戦は私には関係ないと思っていた。

ハルト   そんな…

ストルツ              内戦が終わる少し前、私は休暇をもらって家に帰ることにした。内戦は激化していたが、政府が家族の生活を保障しているから無事だろうと思っていた。

ハルト   まさか…

ストルツ            …最初から保障なんかされていなかったんだ。私は政府に疑いを持った。修理に戻ってきたアンドロイドを調べたら、案の定プログラムが戦闘用に書き換えられていた。あいつらは、私の幸せを壊しただけじゃない!私の、研究者としての誇りまでも踏みにじった!

ハルト   それで復讐を?

ストルツ              …お前にはわからないだろう。それから私は、復讐を果たすために1体のアンドロイドを造った。あの粗末なプログラムとは違う、私自身が開発したプログラムの、完璧な戦闘型アンドロイドを…! それがこのR01だ。

ロイ       私は戦闘型アンドロイド、R01です。

ハルト   ロイが…

ストルツ              (ハッとして)違う!R01だ!その名前で呼ぶな!

ハルト   え…?

ストルツ            政府は内戦が終わった途端、口封じのために私を投獄すると言い出した。私が今まで開発したアンドロイドはすべて処分するともね。私はR01に特殊なロックをかけ、5年間のスリープモードにして隠した。目覚めた時、どこにいるかわかるように現在位置発信機能をつけてね。

ハルト   じゃあ、今政府が普及を推進しているお手伝いアンドロイドはいったい?

ストルツ              さあ、私が研究所に残した資料から再現したんだろう。もっとも、大事なところは私の頭の中にしかないがな。

ハルト   …

ストルツ              さあ、もうこんな話は終わりだ。私はずっとこの時を待っていたんだ。こんな国、さっさと滅ぼしてしまえ!

ロイ       …

ストルツ              …R01?どうした?

ロイ       ストルツ博士は、それでいいのですか?

ストルツ              もちろん。さあ!

 

ロイ、ハルトに剣を振りかざすが、すぐに下ろしハルトの頬に触れる

 

ストルツ              R01!何をしている!

ロイ       ハルト様、あなたが抵抗しないのは分かっていました。あなたも家族を亡くし、英雄と呼ばれることを嫌ってここに住んでいるのではありませんか?

ハルト   どうしてそれを…

ロイ       この家はまだ新しく見えますから。それに、民間人のあなたの家族がこんな森の奥で兵士の襲撃に遭うはずありません。

ストルツ              アンドロイドのくせに同情するというのか!早く殺せ!

ハルト   ずっと苦しかった。「英雄」と呼ばれるたびに「人殺し」と言われている気がして。でも、自分を殺すことはできなかった。あんなに人を斬ったのに…

ロイ       大丈夫です。ほとんどはストルツ博士の造った私の兄弟でしょうから。

ハルト   それならいっそう、君に殺されるなら本望だよ。覚悟はできてる。

ストルツ              ほら早く!

ロイ       …私はこの方を殺すことはできません。

ストルツ              私の命令に逆らうのか!こうなったら私が!

 

ストルツ、ロイから剣を奪い英雄に振り下ろす

ロイが腕で剣を受け止める

 

ストルツ              なっ…!?どけ!

ロイ       ストルツ博士、あなたにも、人は殺させません。

ハルト   ロイ…

ストルツ              その名前で呼ぶなと言っただろう!

ロイ       …やっと思い出しました。ロイはストルツ博士の息子の名前でしたね。ストルツ博士は毎日、研究所の机の写真立てに向かって彼の名前を呟いていた…

ストルツ              …!?やめろ!

ハルト   もしかして…

ストルツ              おい、やめろ、やめろ…

ロイ       (頷く)この家や研究所の私がいた部屋には鏡や窓ガラスがなかったので気づきませんでしたが、街のショーウインドウに映った私の姿は彼にそっくりでした。

ストルツ              やめろ!!

 

ストルツ、剣を落とす

 

ロイ       ストルツ博士、博士は本当はこの国を滅ぼすつもりなんかないのでしょう?

ストルツ              違う!私は、本当に…

ロイ       だったらなぜ私を息子の姿に造ったのですか?

ストルツ              それは…息子の無念を晴らすため…

ロイ       本当は、止めてほしかったのではありませんか?そうでなければ、私に戦闘以外の知識やそれを学習するAIは必要ないはずです。

ハルト   そういえば、確かに…

ストルツ              それがなんだっていうんだ!私のアンドロイドは皆そうプログラムされている!

ロイ       それに…

ストルツ              それに?

ロイ       ストルツ博士には、研究者としての誇りを捨ててほしくありません。

ストルツ              …!

ロイ       私を利用して復讐をすることはストルツ博士が最後に残った誇りを捨ててしまうということ。私は、いえ、私を含め、ストルツ博士の製造したアンドロイド全員が、それを望んでいません。あなたは、私たちの母なのだから。

 

ストルツ、崩れ落ちる

 

ストルツ              …R01、本当にお前はロイにそっくりだね。賢くて、優しい。ロイが生きていたら同じように止めたかもしれない。

ロイ       (首を振る)私は、ロイさんを存じ上げませんので…息子にはなれませんが、ずっとお慕いしています。

ストルツ              ありがとう。迷惑をかけてすまなかった。…私は、監獄に戻るよ。

ハルト   でも投獄したのが前の政府なら、あなたの無実を証明すれば戻らなくていいんじゃ…

ストルツ              そんなこと言ったって、新しい政府にも前の政府の息がかかった者がいるようだし、私が作ったアンドロイドはすべて処分されてしまっているはず…

ロイ       大丈夫です。激戦地で倒れたアンドロイドは回収し損ねたようですから。(新聞を見せながら)

ハルト   …もしよかったら、私も協力する。大変かもしれないが、ここで何の目的もなく過ごすのはもう終わりにしなければ。

ストルツ              ありがとう。私も、やっと自由になれそうだ。監視からも、復讐からも。

ロイ       少し、安心しました。…5年間の長い眠りから覚めたのは、私だけではなかったのですから。

 

(おわり)

 

【脚本】眠るアンドロイド

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